みなさんは、にんにくは好きですか?
にんにくといえば、一番に思い浮かぶのがニオイではないでしょうか。
あのにおいがするから普段食べたくない!という方も多いと思います。
焼肉屋さんでにんにくを食べた翌日、家族から「くさっ!」と言われたり、会社内で「にんにく臭がする!誰っ!!」と犯人捜しをされたこと、ありますよね。
にんにく自体は大好きなのに、そのあとを考えると食べることが出来ない。
わかります。
私もそうでした。
でもちょっと待ってください。
にんにくのあのニオイ。それこそが、ダイエット効果を生み出すもとだったのです!私たちを魅了する、オンリーワン野菜。もしにおいのために敬遠していたとしたらもったいない!
におい対策があるとしたら・・・
今まで知らなかった、にんにくの秘密、効果効能、においを気にせず食べれる方法について詳しくお伝えしていきますね!
Contents
にんにくってこんな野菜
ころりんとしたかわいい見た目とは裏腹に、実は白の元気玉であるにんにく。
豊富な栄養成分が含まれています。
まず、カロリーや糖質は他の野菜と比べて高めではあります。
ただ、まるごと1つ食べることはめったになく、食べてもひとかけら程度であればそんなに気にする必要はありません。
栄養成分についてはおもに次のものが含まれています。
スコルジニン
にんにくに含まれる、肝臓の機能をサポートする栄養素です。
解毒作用やビタミンを保存する働きを持ち、肝臓の負担を軽くする役割も期待できる栄養素となります。
アリシン
にんにくに含まれるアリシンはビタミンB1と結びつき、吸収しやすくしてくれることで、疲労回復や滋養強壮に役立つ栄養成分です。
これが、元気玉の所以ですね!
セレン
鉄やカルシウムと同じミネラルの一種です。体の中の酸化を防ぐ働きがあります。水銀などの有害物質を無毒化し、血栓症の予防にも役立つため、注目されている栄養素です。
にんにくの効能効果
にんにくの主要な栄養成分がわかったところで、身体に対する効果効能には
どんなものがあるのでしょうか。
①ダイエット効果
にんにくは、交感神経という元気になる神経を刺激してアドレナリンの分泌 を促進するために、新陳代謝を活発にします。同時に、脂肪燃焼効果もある のです。エネルギーをためこむことなく熱として放散することは、数あるに んにくの効果の中でも、もっとも特徴的なのです。
②血圧低下作用
一般的な降圧剤にも劣らないほど血圧を下げてくれる効果があります。「食 べる降圧剤」とも言われる秘密は、とても多くの「イオウ化合物」が含まれ ているためです。血圧低下に役立つ3つの栄養素、アリイン・スルフィド 類・硫化水素により、総合的に血圧を降下させる働きがあるのです。
③抗菌殺菌作用
にんにくを刻んだり、すりおろしたりするときに発生する成分「アリシン」 には、強力な抗菌・殺菌効果があります。その効果は微生物全体に及び、カ ビ、細菌などに対して有効。この刺激物質は、におい刺激と痛みを伴う化学 刺激であり、動物は逃避し、微生物は死滅するほどなのです!
④風邪の予防改善
にんにくは、風邪の予防と改善にも効果があります。
食べることで、血流増加と体温上昇作用を通じて身体の免疫細胞の動きをよ くし、風邪にかかりにくい身体を作ります。また、免疫細胞を刺激して免疫 抗体の生産を促すことから、風邪を早く治す効果もあります。
⑤精力アップ
よく言われる「精がつく」とはおもに、心身ともに活力がみなぎっている状 態のことを指します。にんにくに含まれる成分がそれぞれに働き、心と体の 両面から大きく精力を高める役割を果たすのです。にんにくは副作用の心配 もなく、手軽に安心して摂ることが出来る野菜なのです。
にんにくダイエットのやり方
ダイエットににんにくを取り入れる際は、毎日積極的に食べるようにします。
パスタやもつ鍋、餃子などに入れると食べやすいですね!
にんにくに含まれているビタミンB6などのビタミン類は、たんぱく質と一緒に摂取することで体内でエネルギーに変換されます。普段の料理に、にんにくをプラスするだけでダイエット効果が期待できるのです。
とは言え、どのぐらいの量をとればいいのでしょうか。
生のにんにくなら一日に1片
加熱したにんにくなら一日に2~3片
を目安に摂ってみてください!
やり方としては簡単で、とにかく上記の量を食べることです。
食べすぎると不快な症状が現れることがありますので、注意しましょう。
またにんにくは、調理法により効果が変わります。
すりおろす・刻む→ビタミンB1を活性化して糖質をエネルギーに変える
丸ごと加熱→脂肪分解を促す
炒め物→血液サラサラ効果
自分が狙う効果によって、摂り方を変えるといいですね♪
におい対策
にんにくを敬遠する一番の理由がコレ。
このような対策がありますので試してみてはいかがでしょうか。
早い時間に食べる
夜の早い時間に食べるようにし、しっかりと歯を磨いてから寝ると、翌朝の臭いを抑えることが出来ますよ。
臭いをかき消してくれるカテキンを含む飲み物を飲む
緑茶や青汁にはカテキンが多く含まれているため、積極的に飲みましょう。
カテキンを摂ることで、ニオイをかき消してくれる効果があります。
果物のリンゴを食べる
にんにくを食べたあとに皮ごとリンゴを食べると、リンゴに含まれるポリフェノールとリンゴ酸がニオイを抑えてくれます。リンゴジュースでもOKです。
牛乳を飲む
食前もしくは食後に牛乳を飲みましょう。牛乳にはタンパク質が含まれるため、アリシンと結合することでにおいの発生を抑制してくれます。
まとめ
◆にんにくの効能効果は主に5つ。
・ダイエット
・血圧低下作用
・抗菌殺菌作用
・風邪
・精力アップ
にんにくダイエットとは、日ごろの料理ににんにくを加える、というとても簡単なものです。
ただ、にんにくを使ったダイエットでも痩せない場合もあります。にんにくを使ったレシピを使用する場合、カロリーが高めの食材や調味料を使用したものだと瘦せにくい結果に。
でも大丈夫!
そこさえ気を付ければ、にんにくはダイエットの強い味方になってくれるはずです♪
上手ににんにくを取り入れ、痩せやすい健康的な身体も手にいれましょう