皆さんはトマトはお好きですか？
人によっては、嫌いという方もおられるかもしれません。
私は小さい頃からトマトが苦手です。
恥ずかしながら、甘いトマトならまだ食べることが出来ますが、酸っぱさの残るトマトはいまだに苦手で残しがちでした。
でもトマトって、ダイエット効果や美肌効果、その他たくさんの健康効果があることはご存知でしょうか。
私はそのことを知ってから、残さず食べるようになりました。
そして、食べやすいレシピも色々と試してみました。
これを読むと、トマトが好きな方も嫌いな方も、楽しく美味しくトマトダイエットが出来るようになります！
ぜひ最後までお付き合いくださいね♪
Contents
トマトの栄養成分を詳しく！
まずはトマトにはどのような栄養成分が含まれているのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
トマトと言えばリコピン
トマトの代表とも言える栄養素は「リコピン」です。
トマトの見た目は真っ赤ですが、その赤色はリコピンが多く含まれるためなのです。リコピンは、生活習慣病予防や老化抑制にも効果があると言われています。
抗酸化物質がいっぱい
トマトには抗酸化物質がたくさん含まれています。
抗酸化物質とは、活性酸素の発生や働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のこと。要するに、酸化の働きを抑えてくれる物質なのです。
酸化とは何でしょうか。
私たちが呼吸で酸素を取り入れた際、約2%が「活性酸素」となります。
活性酸素は微量であれば人体に有用な働きをしますが、大量に生成されると過酸化脂質を作り出し、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こします。
怖いですよね・・・
その活性酸素を取り除く作用があるのが「抗酸化物質」。
身体をサビさせようとする余分な活性酸素をやっつけてくれる働きがあるのです。
中でもリコピンの抗酸化作用は強力で、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。
ビタミン類をバランスよく含む
トマトは、ビタミンA（βカロテン）・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンKをバランスよく含んでいます。
ビタミン類は私たちの身体を正常に働かせるために必要不可欠な栄養素なのです。
うまみ成分グルタミン酸も含む
グルタミン酸とは簡単に言うと「うまみ成分」のこと。
だからトマトは色んな料理に使われているのですね！
トマトダイエットの効果とは
それでは、トマトにはどのようなダイエット効果があるのでしょうか。
代謝アップが期待できる
リコピンには血流を良くしてくれる働きがあります。血流が良くなると、血流に乗って酸素が体全体に運ばれるため代謝が上がるのです。
代謝が上がる＝瘦せやすい身体になれるのです。
低カロリーで満腹効果も
トマトは１個当たり約30キロカロリーと、とても低カロリー。
また水分も多く含むため、食事前に食べることで、お腹が膨れやすくなります。
脂肪を燃焼させる効果
リコピンにより血流が良くなり、糖質や脂質がエネルギーに変換されやすくなると、脂肪が蓄積しにくい体になります。また、リコピンには脂肪細胞が肥大するのを抑える働きがあるため、太りにくい体質になると言われています。
美肌効果もついてくる
トマトに含まれるリコピンやビタミンEは抗酸化作用が強い成分です。
抗酸化物質は老化防止効果もあります。また豊富に含まれるビタミン類も美肌に有効な成分なのです。
トマトダイエットのやり方
トマトを食べることで、もたらしてくれるすごい効果がわかったところで、どのような食べ方をすればダイエット効果があるのでしょうか。
置き換えではなく、食前に食べる
トマトでダイエットをするためには、置き換えダイエットではなく、食前、それも夕食前に食べるのがおすすめです！
食前に食べることで、食べすぎを防ぐことが可能です。
そして豊富に含まれるビタミンミネラル類は、夜間の成長ホルモン分泌に必要な成分。寝るタイミングに近い時間に食べることで、成長ホルモンの分泌を助けます。
量はどれくらい？
食前に食べる時は、2個程度食べるとよいでしょう。
低カロリーのため、2個食べても問題なく、満腹感が得られやすいのです。
またこの量でリコピンの1日の理想摂取量を摂ることが出来ます。
生で食べるか加熱するか
これはどちらでも大丈夫ですが、生で食べる場合は皮ごと食べるようにしましょう。皮にはリコピンが多く含まれるためです。
また、オイルを使って加熱してもリコピンを吸収しやすくなります。
煮込んで丸ごと食べるのもいいですね！
トマトの加工品で代用もOK
トマトがない！スーパーも閉まってる！場合でも、コンビニでトマトジュースを買って飲んでも大丈夫。また、トマト缶でもOKです。
ただどちらもトマト100%のものを選ぶようにしましょう。
まとめ
- トマトにはリコピンをはじめとした抗酸化物質が豊富に含まれている。
- トマトを摂ることで代謝アップが期待できる。
- 低カロリーな野菜である。
- 脂肪燃焼効果もアップする。
- 美肌効果も期待できる。
- トマトは夕食前に2個を目安に摂ると効果的。
- トマトがなければトマトジュース・トマト缶で代用可能。
ヨーロッパには昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあると言います。それほどトマトは栄養価の高い野菜です。
身体がサビるのを防止してくれる抗酸化物質が豊富に含まれる「トマト」。
老化防止効果もあって、ダイエットにも効果的で、低カロリーだなんて、これはもう苦手だ嫌いだと言っている場合ではありません。
何としても食べなければ！
皆さんも明日からすぐにトマトを使ったダイエットを始めてみませんか。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました！