ダイエットと聞いてどのようなダイエット方法を思い浮かびますか?
エクササイズやトレーニングといった体に負荷をかけてカロリーを消費する方法を思い浮かべるのではないのでしょうか?
なんと、体を使う以外にも頭を使うことでカロリーを消費できるのです!
ランニングや筋トレなどの運動は自分への負荷が大きいため、体調を崩したり、長続きしなかったりとストレスが原因で断念した方もいるのではないのでしょうか?
今回は体への負荷も少なく、頭の体操もできる、脳とカロリー消費の関係性について解説します。
脳とダイエットの関係性
人は物事を考えたりする時、脳を働かせます。その時の燃料としてぶどう糖を消費します。
ぶどう糖は元を辿れば炭水化物からできています。そのため、食事から摂取した炭水化物をエネルギーとして消費しているわけです。
食事から得たエネルギーを脳が消費するのなら、辛い運動などのダイエットをせずに、脳をフル稼働させ、エネルギー消費した方が、無理のないダイエットになるのでは・・と思った人もいるのではないでしょうか?
結論から言いますと、残念ながら脳を酷使してもダイエットにはなりません・・・。
理由は消費されるエネルギーの種類が違うためです。
人は炭水化物、タンパク質、脂質を体内で保有し、これらをエネルギーとして使用しています。
この3つのエネルギーのうち体内に蓄積しやすいものは、脂質です。
しかし、脳で消費されるエネルギーは糖質です。そのため、脳を酷使しても、脂肪は減らないわけです。
頭を使う人は痩せている??
前段で頭を使ってもダイエットにはならないと説明しました。
しかし、頭を使う人は痩せている人が多いというデータはあります。
病院の先生やプロの将棋士など、頭を使っている人は痩せている人が多いイメージはありませんか?
人は、満腹時より空腹時の方が、集中力が高いと研究報告があります。
満腹時、副交感神経の働きで体を休息させようとします。反対に空腹時は交感神経の働きで脳が活性化され集中力が高くなります。
この交感神経と副交感神経は自律神経と呼ばれ、自分ではコントロールすることはできないのです。
そのため、集中しているときは空腹であることを忘れ、食事を摂らず、摂取するエネルギーが減り、痩せるわけです。
ここでは無理に体を動かさず、空腹を忘れるほど集中できるゲームを紹介します!
将棋
2人で対戦する日本の伝統的なボードゲームです。
交互に駒を動かし、先に相手の王将をとるか、相手を降参させた方が勝利となります。
王将をとるために、攻めますが相手も、こちらの王将を狙っています。
自分の王将を守りながら、攻めることが大切です。
さらに駒にもそれぞれ役割があります。
斜めに動ける駒や、1マス飛んで移動できる駒を用いて盤面全体を見て相手を思うように攻めさせないようにしないといけないため、非常に集中力が必要です。
将棋は将棋盤や駒を揃えたりする必要があるため出費をしたくない方もいるかと思いますが、最近では無料でできるアプリもあるため、お手軽にやることができます。
ナンプレ、数独
ナンプレは縦一列、横一列、区切られた3×3のブロックに1〜9を被らないように入れていくゲームです。
ナンプレのルールは数字を入れるだけで簡単なように思いますが、縦、横、
ブロックで数字を被らないように入れていかないといけないため、思う以上に集中力を必要とします。
初めは、一つの問題を解くことに時間がかかってしまうと思いますが、回を重ねるごとにコツを掴んできて、回答スピードも上がってくることでしょう。
このように、自分の成長がわかることも魅力の一つです。
資格取得に向けて勉強
ゲームではありませんが、自分の将来のため、自己投資として、資格取得に向けて、勉強を行うのはいかがでしょうか?
資格は持っていても、損はすることはありませんし、自分自身の実力を証明する証となります。
勉強はご存知の通り、集中力が必要です。
しかし、嫌いな人が大概だと思います。
覚えることが多いですし、ストレスは溜まりますが、自分の将来をより良いものにするためと思えば、やる気は出てきませんか?
勉強で自分の知識は増えて、体重は減る。一石二鳥ですね!
まとめ
人は体を動かす以外に、頭を動かすことでもカロリーを消費します。
頭を使い、集中することで、ダイエットに似た効果を発揮します。
- 体内では、炭水化物、タンパク質、脂質としてエネルギーを蓄積
- 頭を使うだけではダイエットはできない
- 空腹状態だと集中力が上がる
- 空腹を忘れるぐらい集中するとダイエットになる
今回紹介した、集中できること以外にも、たくさん集中できる物事はあると思います。継続することが大切と思いますので、自分にあったものを見つけて、取り組んでください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。